JR大阪環状線、桃谷駅から徒歩8分ほどの大阪市生野区桃谷に鎮座される神社です。
弥栄神社は、御幸森天神宮と並び、御幸通商店街(コリアンタウン)や鶴橋本通商店街などからほど近い場所に鎮座していますが、それでいながら閑静で落ち着いた場所となっています。
弥栄神社は古くから地元の氏神様として、鶴橋、桃谷の人々に篤い信仰を集めている歴史ある神社です。
この界隈は、商店街通りとして、個人商店が多く立ち並ぶので、商売繁盛の神としてお稲荷さんにお参りする人も多く、お参りが絶えない神社として、地元の人たちに愛されています。
創建は文禄年間(1592年~1595年)、島根県八束郡の熊野神社より御分霊を勧請してお祀りしたのが起源と伝わります。その当時は牛頭天王社と呼ばれ、創立以来旧木野村の鎮守として崇敬厚く宮座を設けて奉仕し、明治5(1872)年村社に列せられ、社号もこの時に彌栄神社と改められました。御祭神は素戔嗚尊・仁徳天皇で、厄除けのご利益があります。
境内摂社には素戔嗚尊の妻、櫛名毘売がお祀りされていることから縁結びのパワースポットとして有名です。
周辺マップと路線経路
南側の入口
【南鳥居】
【社号標】
【注連縄柱】
【手水舎】
東側の入口
【東鳥居】
【黒の縁取り字体の社号】
弥栄神社は「やえじんじゃ」と読みますが、「やえいじんじゃ」、「いやさかじんじゃ」と読んだりする説もあります。「いやさか」とは、「ますます栄える」という意味で、 「国のいやさかを祈る」と使われることも多いようです。
【御祭神 案内板】
【東側の参道】
【手水舎】
西側の入口
【西鳥居】
柵で囲まれた狛犬。
【ピザ窯】
彌榮神社の境内西側にはピザ窯が設置されています。
隣近所に暮らす全ての人が、共に支え合いながら生きることのできる地域の実現を目指して活動されている「木野村へっついさんプロジェクト実行委員会」という団体が設置したものだそうです。
彌栄神社 社殿
【狛犬 阿形】
【狛犬 吽形】
【社殿】
【拝殿】
社殿の右側から撮影。
【本殿】
本殿に柵を巡らし彌栄神社の歴史に関する古い物件を重要物として本殿の中庭に配している。
本殿の様子。
【山車格納庫】
【絵馬掛け、みくじ掛け】
拝殿の右側に「縁結びの絵馬」と「えんむすびみくじ」があり、その奥に境内社が鎮座しています。
境内摂社
境内摂社は、本殿右側に朱い鳥居の参道にお祀りされています。
【福徳大明神】
内参道に入ってすぐの右手にお祀りされているのが福徳大明神。御祭神は大巳貴命です。
【櫛名毘売大神】
境内摂社の御祭神は櫛名田毘売命で、素戔嗚尊と夫婦神であることから縁結びのご利益で有名です。両方の神様にお参りすると縁結びの願いが成就するといわれています。
【白玉大明神】
稲荷社てす。五穀豊穣・商売繫盛のご利益です。御祭神には宇迦之御魂神がお祀りされています。
社殿の前には狐様が鎮座されます。
【拝殿】
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