商店街沿いに鎮座する神社。境内社には塞神社、稲荷神社も鎮座する。守口市の「守」と町名の土居の「居」の一字をとって守居神社。
守口市 土居町 守居神社

大阪の神社

醍醐天皇延喜十八年(九一八年) に創建されたと伝えられる。素戔鳴大神すさのおのおおかみ賀茂別雷神かもわけいかづちのかみを御祭神として祀られています。
社記によると、もとは天道神・太歳神齢殺神また素戔鳴尊。三輪明神・清瀧明神・日吉権現・新羅明神・三井神が淀川流域の守護神として祀られていたようです。
いづれも淀川流域の守護神としてこの地に土を居いて御祀りしたのが始まりと伝えられている。
「土居」とは「土を盛り上げた土手どて」を意味し、淀川の土手に由来しており、昔は、土居神社と呼ばれていたようです。

賀茂別雷神かもわけいかづちとは
賀茂別雷神社(上賀茂神社)の祭神。各地の加茂神社(賀茂神社・鴨神社)で祀られる神様。 古事記、日本書紀には登場しません。雷神・治水神の神格を持ち、平安京の守護神とされます。

守居神社の基本情報

【神社名】
守居神社もりいじんじゃ

【鎮座地】
〒570-0073
大阪府守口市土居町おおさかふもりぐちしどいちょう2-22

【御祭神】
素盞嗚尊すさのおのみこと 賀茂別雷神かもわけいかづちのかみ

【ご利益】
厄除・除災招福・武運長久・災難除・方除け・家内安全・商売繁盛・交通安全・安産祈願・合格祈願・良縁祈願・落雷除・電気守護

【年間行事】
一月 一日 歳旦祭
    三日 元始祭
二月 三日 節分祭
十一日 紀元祭
十七日 祈年祭
三月末日曜日 稲荷神社大祭
七月 二十五日 夏祭(鎮花祭)
十月 二十一日 秋季大祭(例祭)
十一月 十五日 七五三詣
二十三日 新嘗祭
十二月 四日 塞神社大祭(道饗祭)
十二月 二十三日 天長祭
※毎月一日・十五日 月並祭

周辺マップと路線経路

画像出典:© OpenStreetMap contributors

守居神社へはポポラーレ土居から

京阪土居駅を出てすぐの「ポポラーレ土居」。商店街に入ってしばらく歩くと境内入口。

アーケードを進むと境内入口が現れる。

守居神社入口の様子

【鳥居】

【社号標】

【手水舎】

【守居神社略記】

【守居神社 由緒書】

守居神社
この神社は、社記によると延喜十八年(九一八)淀川洪水の時、西南石礫の渕で、我天道神也。我を祀れと振鈴の声で告げがあったので「土を居いて」お祀りしたのが始まりと伝えられ、祭神は、素盞嗚尊すさのおのみこと(牛頭こず天皇)で三輪明神みわみょうじん日吉権現ひえごんげん新羅明神しんらみょうじんとも記されています。社名は守口と土居の各一文字を用いて守居と呼称されています。
当社には、昭和五十六年大阪府指定有形文化財となった「守居神社社刀一口」があります。この刀はなかご(中子)に「備中守橘康廣びっちゅうのかみたちばなやすひろ」の銘があり、刀匠の一派である近江石堂派のわかれで、江戸時代の寛文年間(一六六一~一六七二)ごろ大阪に出て作刀し、大阪石堂派の祖となった康廣の遺品であります。刃文は焼幅の広い丁字乱れが特色で、康廣の代表作の一つに数えられています。

昭和六十三年三月 守口市教育委員会

【参道】

参道入ってすぐの狛犬。

【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

【注連石】

注連石の手前にも狛犬

【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

守居神社 社殿

拝殿前の狛犬

【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

【社殿】

社殿前に額。

【拝殿】

【本殿】

此の恵比須神像

ガラスの反射で分かりにくいですが、恵比寿像です。淡路島の民家に百数十年間祀られていたものだとか。

【神馬】

【社務所】

境内社 稲荷神社

守居神社の境内にある稲荷神社。

アーチをくぐる。

【鳥居】

【お社】

境内社 塞神社

守居神社の境内にある塞神社。

【御祭神】
塞の神さいのかみ

塞の神は道祖神ともいい、 村や集落の境、峠などに祀られ、村に入ろうとする悪霊や疫病を退け、旅人など道往く人々を災いから守ってくれる神様。
塞の神は古代信仰にあるとも言われ、
生殖器の形をした石などを祀って子孫繁栄、豊作を願いました。
塞とは「塞ぐふさぐ」という意味ですが、伊邪那岐が黄泉国から地上に帰る時に、伊邪那美は醜い姿を見られ激怒して追いかけますが、逃げる伊邪那岐は大岩で、黄泉国の出口を塞ぎ、逃げ切ることができました。
その大岩が塞の神であるとされています。

Googleマップ守居神社

守居神社 06-6991-0419
守居神社 · 〒570-0073 大阪府守口市土居町2−22
★★★★☆ · 神社

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