大津市 坂本 大将軍神社(たいしょうぐんじんじゃ)

滋賀県の神社

日吉大社二の鳥居からすぐ近く、石垣と色鮮やかな朱塗りの柵で囲まれた神社です。境内には御神木の滋賀県指定自然記念物「大将軍神社のスダジイ」があり、また境内には日吉大社境内の大宮川から分流された霊水が流れています。
創祀年代等は不明です。日吉大社境外百八社の一社であり、坂本中の総社とされます。
ご祭神の大山祇神は、山岳全体を司る国津神くにつかみ(古事記、日本書記などの日本神話で、高天原の神々に対して地上に出現した神々、ならびに天津神の後裔で、地上に土着して活躍する神々、国土の各地方の有力な神々)です。岩長姫神はその娘です。
宝暦九年(1760年)の社蔵の棟札には、「岩長社」「梅宮」「三嶋社」の三社が相殿として合祀されたことが分かります。

大将軍神社の基本情報

【神社名】
大将軍神社たいしょうぐんじんじゃ

【鎮座地】
〒520-0113
滋賀県大津市坂本しがけんおおつしさかもと6-1-19

【御祭神】
大山祗神おおやまつみのかみ岩長姫神いわながひめのかみ

【祭り・行事一覧】

時期内容
5月3日例祭
11月下旬新嘗祭
記載されている予定は実際とは異なる場合があります。お出かけの際は当該施設までお確かめください。

路線経路と周辺マップ

画像出典:© OpenStreetMap contributors

大将軍神社 入口

【鳥居】

【大将軍神社 由緒】

大将軍たいしょうぐん神社由緒
創祀年代不詳であるが、日吉大社境外百八社の一社であり、坂本中の総社とされる。
隣接する生源寺は天台宗開祖の伝教大師の生誕地であることから産土神うぶすなかみでもある。
主祭神である大山祇神おおやまつみのかみは、伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみことの国生みで生まれ、その名の通り我が国の山岳全体を司る国津神である。
岩長姫神いわながひめのかみはその娘であり、『古事記』によれば「雨降り風吹けどもとこしえなることいわの如く、常堅ときわ不動かきわします」といわれ、長寿をお授け下さる神とある。
社蔵の棟札(宝暦九年・西暦一七六〇年)であるが、三つの社が相殿として合祀されたことが分かる。境内には日吉大社内を流れている大宮川より分流したご霊水が引き込まれている。
主祭神
大山祇神おおやまつみのかみ 岩長姫神おおやまつみのかみ
神紋
五七ごしちきり
本殿
一間社流造いっけんしゃながれづくり 間口四尺二寸 奥行三尺七寸
例祭
五月三日
新嘗祭 十一月下旬

由緒書きより

大将軍神社のスダジイ

幹回りがすごい。

樹齢は300年以上との事です。

滋賀県指定自然記念物
滋賀県自然環境保全条例第21条第1項により指定
名称 大将軍神社のスダジイ

所在地 大津市坂本六丁目1番19号
幹周 5.0m 樹高 14m 樹齢 (推定)300年以上
指定理由 この付近には多くの大樹があるが、この樹木はその中でもとりわけ枝葉が大きく広がり、付近には例を見ない巨木であり地域住民に親しまれている。 スダジイとしては県下有数の巨木である。

指定年月日 平成3年3月1日 滋賀県

【ご霊水】

日吉大社境内を流れている大宮川から分流したご霊水が大将軍神社境内へ引き込まれています。

【参道】

【神輿庫】

大将軍神社 社殿

【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

【本殿】
一間社流造

石垣にはお地蔵さんが並んでいます。

Googleマップ 大将軍神社

大将軍神社 · 〒520-0113 滋賀県大津市坂本6丁目1−19
★★★☆☆ · 神社

コメント

タイトルとURLをコピーしました