阪神高速13号東大阪線(中央大通)、近鉄けいはんな線吉田駅から徒歩5分程度の場所に鎮座する。
由緒書によると創建年代は明らかではない。大津神社は延喜式神名帳にのせられている古社。御祭神は大土神(土之御祖神)で、字宮森に鎮座するとあります。
また、この地域の伝えによれば津速比賣ともいわれていますが詳でない。この点については、「枚岡神社」の神官を務めた氏族、水走氏の拠点であり、当地域の地名にもなっていることから、水走氏が天児屋根命に関連する神の津速比賣を祀ったのかもしれません。
大津神社という社名から古代の河内湖時代に沿岸地域での港として重要な交通上の拠点として発展してきた地と推察される。
東大阪市の水走(みずはい)とは
古くは“みずはえ”と称した。
当地域は、古代末期から中世に活躍した土豪水走氏発祥の地であり、したがって当地の訓み方も、もとは“みずはや”であったと推定されている。
昔、水走の地は二つの川にはさまれた上、生駒山から西に張り出した尾根によって川幅が狭く、川の流れが速くなっていた。こうした地形から生ずる激しい水勢から水走とつけられたと考えられる。
周辺マップと路線経路
大津神社の入口
【鳥居】
【社号標】
【由緒書】
当神社は延喜式神名帳にのせられている古社にして御祭神は大歳神の御子大土神(土之御祖神)で、字宮森に鎮座するとあります。
由緒書より
創建の年月は詳でないが伝説によれば天児屋根命(枚岡神社の御祭神)の乳母津速比売ともいわれています。
社名よりして古代当地は湖沼時代に沿岸地域での港津として重要な交通上の拠点として発展してきた地と推察されます。
平安時代から室町時代の中世にかけての集落が営まれた水走遺跡と合わせ土豪水走氏が河内の一つの拠点として拓き発展したものと考えられる。
【参道】
【手水鉢】
大津神社 社殿
【狛犬 阿形】
【狛犬 吽形】
【社殿】
【拝殿】
【拝殿内】
境内社
【狛犬 阿形】
【狛犬 形吽】
社殿の西側に境内社が鎮座。社名・祭神は不明です。
境内の様子
【太鼓台格納庫】
境内の外にも太鼓台格納庫がある。
【記念碑】
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