交野市 私市 天田神社(あまたじんじゃ)

大阪の神社

天田神社は私市、森の氏神社で住吉四神を祀る。

由緒書によると、古代この地方は土地が良く肥えて、作物が豊かな野であったので、甘野といわれ、川は甘野川、田は甘田であった。
平安時代に入り、京都の宮廷貴族が遊猟に来ては盛んに和歌を詠み、七夕伝説に因んで甘野川は天の川、甘田は天田と書くようになった。

天田神社の基本情報

【神社名・別称】
天田神社あまたじんじゃ

【鎮座地】
〒576-0033
大阪府交野市私市おおさかふかたのしきさいち1-30-11

【御祭神】
表筒男命うわつつおのみこと
中筒男命なかつつおのみこと
底筒男命そこつつおのみこと
息長帯姫命おきながたらしひめのみこと

【祭日】
1十月十六日

周辺マップと路線経路

画像出典:© OpenStreetMap contributor

鳥居(入口)

【鳥居】

【由緒】

天田神社由緒
当社は私市、森両集の氏神社で住吉四神を祀る。
古代この地方は地味肥え作物豊かな野であったので、甘野といわれ川は甘野川、田は甘田であった。この甘田に田の神を祀って建てた甘田の宮が当天田神社の起源である。
交野地方は肩野物部氏の所領でその先祖、饒速日命は天の磐船に乗って河内の哮が峰に天降った先代旧事本紀に記され、長く交野の祭神となっていた。
その物部氏が西紀五七七年、敏達天皇の皇后御食炊屋姫尊(後に推古天皇)にこの地を献じて、ここが私市部となったのであるが、平安時代に入り京都の宮廷貴族が遊捕に来ては盛んに和歌を詠み七夕伝説に因んで甘野川は天の川、甘田は天田と書くようになった。その頃、住吉信仰が流行し、一方磐船の神も海に関係があると考えられ、さらに物部氏の衰退もあって、交野の神社の祭神は饒速日命から海神であり、和歌の神でもある住吉神に替わって今日に至っている。
境内から祭祀に用いられたと思われる土師器が出土し、また近くに物部氏のものと推定される巨大な古墳群が発見されるなど当地の歴史の古さを偲ばせるものがある。

祭神
本社

表筒男神 中筒男神
底筒男神 息長帯姫命

末社

八幡大神 厳島明神
戎 神 玉津島姫明神

祭日
一月一日~三日 歳旦祭
二月三日 節分祭
二月下旬 祈年祭
十月十六日 秋例祭
十一月十五日 七五三
十一月下旬 新嘗祭
随時 初宮詣り等

天田神社由緒より

境内

【手水舎】

【社務所】

【御大典記念碑】

【神輿蔵】

本殿(拝殿)

【本殿】

【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

【拝殿】

【社殿の彫刻】

社殿を横から撮影。

【天田神社境内社】

玉津姫明神・厳島明神・八幡大明・戎神・八坂大神

天田神社の樹木

こちらの裏へぬけると川東神社へつながる。

周辺の神社 川東神社(かわひがしじんじゃ)

Googleマップ天田神社

天田神社
〒576-0033 大阪府交野市私市1丁目30−11
〒576-0033 大阪府交野市私市1丁目30−11

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