東側に北川排水路、西側には大正川が流れます。場所は元茨木川緑地と呼ばれる南北5kmに及ぶ樹林緑化帯に鎮座する神社です。道祖神社周辺には水神社、稲荷社、出世地蔵が、祀られています。
元茨木川緑地と茨木川
現在は元茨木川緑地として整備されていますが、茨木川とは茨木市内中心部を流れる幅の狭い天井川でした。
永禄年間(1560年頃)から何度も氾濫しては中心部が洪水に見舞われ、慶三年(1650)には梅林寺が流されたそうです。 近年では、明治29年に茨木川、安威川、佐保川で堤防が決壊、多くの民家や田畑が浸水し、昭和10年には、床上浸水 835 戸、 橋梁が3か所の流失など大きな被害を受けています。
水害対策のため昭和12年に、茨木川を今の田中町あたりで安威川と合流させ、現在の姿となっています。その後、昭和 18年にかけ、安威川の大改修工事が行われました。昭和42年の台風7号の集中豪雨では、床上浸水 1739戸などの被害を
出していますが、それから、さらに安威川の護岸工事も進み、最近では大きな水害はなくなっています。
昭和24年に、安威川との合流地点より南の茨木川は廃川になり、その後元茨木川緑地として整備され、また堤防は現在は桜通り、川端通りとして流通に欠かせない道路となっています。
周辺マップと路線経路
道祖神社 入口
桜通り沿いにひっそりとあります。
【標識】
表参道と刻まれています。こちらが表参道です。
【鳥居】
【扁額】
【参道】
広場の様子。
【出世地蔵】
【灯籠】
【道祖神社・水神社 由緒書き】
この場所に道祖神社(塞神(さいのかみ)神社)と境内社に水(すい)神社が鎮座されます。
由緒
沢良宜浜氏子中
道祖神社(塞神神社)
鎮座地 茨木市高浜町四〇三番地
創建 十五世紀末から十六世紀初め沢良宜郷が解体され三字が誕生。その際、浜村の鎮守社として創建。
御神祭 猿田毘古大神
御神德 邪気防障、厄除開運、交通安全、緣結び
例祭日 四月十一日
境内社 水神社
遷座
一津屋分水口(現 摂津市)办安威川合流口下の神崎川改修工事の現場に祭っていた水神を工事完成後の翌年、明治十二年(一八七九年)に当境内に遷座
御祭神 波邇彌須毘古大神 美都波能賣大神 高島伊太郎命(前記工事責任者合祀)
御神徳 河川・田・井戶の守護、祈雨、治水
例祭日 四月十二日(近年道祖神社上同日仁執行)
宮司 竹原泰司
平成十九年四月
【出水鉢】
【社号標】
水神社(すいじんじゃ)
御祭神は波邇彌須毘古大神・ 美都波能賣大神・ 高島伊太郎命です。
一津屋分水口から安威川合流口までの神崎川改修工事の現場に祭っていた水神を工事完成後の翌年、明治12年(1879)に当境内に遷座されました。
【鳥居】
右側が水神社になります。
【狛犬 阿形】
【書籍】狛犬に関する書籍【狛犬 吽形】
【お社】
【御祭神】
波邇彌須毘古大神 美都波能賣大神 高島伊太郎命(前記工事責任者合祀)
【ご利益】
河川・田・井戶の守護、祈雨、治水
【例祭日】
四月十二日
道祖神社(塞神(さいのかみ)神社)
木のつると葉が屋根のようになっています。
左が道祖神社になります。正面には木が。
【鳥居】
【狛犬 阿形】
【書籍】狛犬に関する書籍【狛犬 吽形】
【お社】
道祖社(賽神神社)御祭神は猿田彦大神です。
15世紀末から16世紀初め沢良宜郷が解体され三字が誕生した際、浜村の鎮守社として創建されました。
【手水舎】
稲荷社
【鳥居】
かなり小さな鳥居です。
【お社】
全体の様子。
【北側の鳥居】
鳥居が多いです。
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