四條畷市 清滝中町 國中神社(くになかじんじゃ)

大阪の神社

国中神社の基本情報

【神社名】
國中神社くになかじんじゃ

【鎮座地】
〒575-0061
大阪府四條畷市清滝中町おおさかふしじょうなわてしきよたきなかまち4-48 (旧地名)河内国讃良郡甲可村大字中野字大上山九二三番地

【御祭神】
國常立尊くにのとこたちのみこと天照皇大神あまてらすすめおおかみ猿田彦大神さるたひこのおおかみ菅原道真公すがわらのみちざねこう

【境内末社】
三神社 御祭神 天照皇大神、八幡大神、春日大神

【祭日】
秋祭 十月十七日

由緒
 当神社の創建時の記録は現存しておりませんが醍醐天皇の御代延長五年(九二七年)に選定された延喜式神明帳には河内国讃良郡鎮座と記載されており古くから当地域の産土神として崇拝されてきました。
 国中と云う名の如くこの地域の中心として所謂る四神相応の御鎮座地として最適な処であった事が今日でも明白であります。
 東に生駒山・飯盛山の麓より流れくる清滝川に沿い西に大阪平野を見晴らかし南に浪速の港より奈良の都へ通じる清滝街道に接し北には清滝古墳群の丘陵地に囲まれた景勝地でもあり創建時より御鎮座地が一度も移動した記述はありません。
 尚当神社は明治以前にこの地域の人達は口伝ですが別名大蛇宮と称していたとの記述がありますが何故大蛇宮なのか確定的な資料は見当たりません。
 又旧社殿の建築年代についても詳細は判明しませんが建築様式上から推定すると延宝(一六七三年)頃の建築であると推定されていますが安永八年(一七七九年)江戸幕府による社殿改修許可を得て改修された記録に続き天保三年(一八三三年)にも改修した記録がありますがその後については昭和二十九年一月(一九五四年)本殿の屋根・神具庫の修理に続き昭和四十年(一九六五年)拝殿の改築・本殿の修理の記録があります。
 又社務所については平成六年三月(一九九 四年)焼失につき平成七年五月(一九九五年)に再建され社殿・神具庫については近年に至り荒廃が進み維持管理がむづかしくなり氏子崇敬者の皆様のご協賛を得て平成十二年十二月(二〇〇〇年)社殿・末社(小宮さん)・神具庫を大改築すると共に玉垣建立境内の整備も併せて実施し今に至っております。

大阪府神社庁ホームページより

周辺マップと路線経路

画像出典:© OpenStreetMap contributors

入口

【一の鳥居】

道路脇に立つ一の鳥居。
境内はここからの東方向へ、100mほど。

【清滝川】

一の鳥居から進んでいくと右側は清滝川が流れる。

【石棺蓋石】

境内入口の階段のそばにある。

よりあえば ひとつの石棺せっかん
ここにあり
ここにあるのは石棺の蓋石ふたいししたの部分は中野正法寺なかのほうしょうじ本堂前ほんどうまえにある貯水槽ちょすいそうで、きゅう正法寺付近ふきんにあった双子塚ふたごづかから出土しゅつどしたものとつたえられている。

石棺立札より

境内入口

左側の崖に石段がある。
ここが境内入口。

【二の鳥居】

石段の上に二の鳥居が建っており、その先が社殿等の建つ場所となっている。

【鳥居側の狛犬】

二の鳥居の両脇に狛犬。

境内の様子

【国中神社案内】

式内 国中神社
鎮座地
大阪府四條畷市清滝中町四番四十八号
(旧地名河内国讃良郡甲可村大字中野字大上山九二三番地)
由緒・沿革
当神社の創建年代は不詳ですが、九ニ七年に選定された延喜式神明帳には河内国讃良郡鎮座と記載されており当地域の産土神として崇拝されてきました。
国中と云う名の如く、この地域の中心として、鎮座地が創建時より一度も移動した記述は無く四神相応の鎮座地であった事が明白であります。
又明治以前には、この地域の人達は口伝ですが別名大蛇宮と称していたとの記述もあります。
旧社殿は一六七三年頃の建築でありましたが、一七七九年に修理した記録につづき一八三三年にも修理した記録があり、その後一九五四年に大改修の記録があります。
尚、近年に至り御社殿の荒廃が激しくニ〇〇〇年十二月大改修すると共に神具庫・末社を再建し社務所については一九九四年三月消失の為、一九九五年五月に再建し現在に至っております。
御祭神
国常立尊くにとこたちのみこと
天照皇大神
猿田彦大神(一九一八年 逢阪村鎮座大上宮神社より遷座)
菅原道真公(境内若宮社から一八五〇年頃に合祀)
境内末社
三神社 御祭神 天照皇大神・八幡大神・春日大神
両宮社 御祭神 天照皇大神 豊受大神
吉備社 御祭神 吉備大神(清滝村より一八七ニ年遷座)
祇園社 御祭神 素戔嗚尊すさのおのみこと(中野村より一八七ニ年遷座)
稲荷社 御祭神 稲倉大神(中野村より一八七ニ年遷座)
御神徳
五穀豊穣ごこくほうじょう・地鎮方除・導きの神・学問の神・諸願成就・延命息災・家内安全・交通安全に御神徳あり。
境内地
一一、ニニ八平米(三、四〇ニ坪余)
年間神事
一月一日 歳旦祭 一月十五日 焼納祭
二月三日 節分祭 六月三十日 大祓式
七月二十五日 夏祭り
十月十七日 秋祭り(十六日は宵宮よいみや)
十一月十五日 七五三
十二月三十一日 除夜祭・大祓式
※毎月一日・十五日は月次祭
氏地(現在の地名)
大字逢阪・大字清滝・清滝団地・清滝新町・清滝中町・大字中野・中野・中野本町・中野新町・美田町・大字蔀屋・蔀屋本町・蔀屋新町

国中神社案内より

【手水舎】

【復興記念碑】

【清滝地車倉庫】

累年るいねん地車祭だんじりまつり なおつづ
神座しんざ木車きぐるま鉦太鼓かねたいこ村中むらじゅうをねりあるく。豊作感謝ほうさくかんしゃ氏子繁栄うじこはんえいの祭り、明和年間めいわねんかん一七六〇年代ねんだいより出来始できはじめたらしい。

立札より

【神牛舎】

こちらにも狛犬。

【神牛】

【遥拝所】

本殿(拝殿)

拝殿前の狛犬

二の鳥居をくぐって正面に社殿。

【本殿】

カッコいい彫刻

境内末社

本殿の右奥に境内社が鎮座する。
両宮社
御祭神 天照皇大神 豊受大神
三神社
御祭神 八幡大神 天照皇大神 春日大神
稲荷社
御祭神 稲倉大神
八坂社(祇園社)
御祭神 素盞嗚尊
吉備社
御祭神 吉備大神

Googleマップ國中神社(四條畷市)

國中神社(四條畷市) 072-862-0718
國中神社(四條畷市) · 〒575-0061 大阪府四條畷市清滝中町4−48
★★★★☆ · 神社

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