京阪本線御殿山駅から徒歩7~8分ほど御殿山アート坂を上った小高い丘の上にある神社です。
由緒書きによると、元は少し北にあった渚院跡の観音寺境内の御旅所だった西栗倉神社であったそうです。明治時代に現在の地に遷っています。拝殿内には、遷宮の様子を描いた絵馬が掛けられています。平成14年、「御殿山神社遷宮絵馬」を市の民俗文化財(有形民俗文化財)に指定されました。さほど大きくはない神社ですが、境内を綺麗に整備され、雰囲気の良い神社です。
【神社名】
御殿山神社
【鎮座地】
〒573-1181
大阪府枚方市渚本町12-55
【御祭神】
八幡大神(品陀和気命)(応神天皇)
【社格】
旧村社
周辺マップと路線経路

御殿山神社の入口
急勾配の坂。この坂の先に境内がある。右側には御殿山図書館があるようです。御殿山駅から続くこの坂は御殿山アート坂とよばれるそうです。

御殿山駅からもそこそこの坂でした。

【御殿山神社 由緒書】

御殿山神社
二〇二〇年 枚方市教育委員会
御殿山神社は、渚院跡の観音寺境内に隣接して設けられた粟倉(現小倉町)の御旅所を起源とします。のち、江戸期文政年間に西粟倉神社と称しましまが、明治初年の神仏分離令によって御殿山に社殿を造営し、明治三年九月当地に遷宮し御殿山神社と改称しました。遷宮の様子を描いた絵馬が当社拝殿に掛けられています。平成一四年、この「御殿山神社遷宮絵馬」を市の民俗文化財(有形民俗文化財)に指定しました。
祭神は八幡大神(品陀和気命)で、末社として稲荷神社、貴船神社が祀られています。
なお、御殿山の地名は、江戸時代初期に永井尚庸が二万石の領地を父・尚政から分与され、領地支配の根拠として陣屋を設けたためとされ、幕末期にはすでに「御殿山」と呼ばれていたようです。
急傾斜地崩壊危険区域とある。傾斜度が30度以上の急傾斜地。崩壊により相当数の居住者その他に被害のおそれのある斜面、それらに隣接する 土地、急傾斜地の崩壊が助長、誘発されるおそれがないようにするため、一定の行為制限の必要がある土地が対象とのことです。

【御殿山公園】
坂を登りきった場所に御殿山公園がある。遊具もあり、広さもある静かで心地よい公園。

【社号標】

【鳥居】


【由緒書 立札】
最初にあった由緒書きと同じ内容。

【手水舎】

高台にあるため見晴らしが良い。

井戸?


御殿山神社 社殿
【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

【社殿】

【社殿の扁額】

【拝殿】

拝殿前には花が飾られている。

【絵馬、みくじ掛け】

末社 稲荷神社
【鳥居】

【狛狐】


【拝殿】

末社 貴船神社
お社は小さいけど、狛犬は大きい。

Googleマップ 御殿山神社
御殿山神社 072-847-6665
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