寝屋川市 上神田 神田天満宮(かみだてんまんぐう)

大阪の神社

神田天満宮の由緒は貞享三年(一六八六)の調査によれば、往昔より鎮座されていたとあり、もとは下神田の天の淵の東に鎮座し、旧四宮村上島頭の氏神と川を隔てて相対していた。
 島頭の祭りには神田の当神社から御幣を受け、祭りが終わるとまた当神社へ納めることになっていた。
 万治二年(一六五九)今の地(上神田一番地)に遷した。この時より毎年の例祭には下神田から注連縄と大小のぞうりを作り奉納する例となった。神社所蔵の菅公の尊像の掛図に、例祭のとき神酒を供えると、菅公のお顔が神酒を聞食めされて、赤くなられるといい伝えられている。

神田天満宮の基本情報

【鎮座地】
〒572-0052
大阪府寝屋川市上神田おおさかふねやがわしかみかみだ2-2-2

【御祭神】
菅原道真公すがわらのみちざねこう

【例祭】  10月18日

周辺マップと路線経路

画像出典:© OpenStreetMap contributors

入口

【一の鳥居】

【社号標】

【参道】

【手水舎】

【二の鳥居】

【神牛舎】

フレンチブルドッグ顔のウシ。

本殿

【狛犬 阿形】

【狛犬 吽形】

末社

稲荷社いなりしゃ

稲荷社は寛文年間(一六六一~一六七三)に煙草屋八兵衛の創建した社、文久年間に境内に遷座したものとの事。

愛宕神社あたごじんじゃ

愛宕神社はもと本念寺にあったものを明治初年に境内へ移した。隣地の禅寺吉祥院は神田天満宮の宮寺であった。

神田天満宮の千年楠

千年楠!!デカいッ!

【神田天満宮の「千年くす」解説板】

神田天満宮の「千年くす」
市内の神社や寺院の境内には、大樹や老樹が大きく枝をひろげています。なかでもここ神田天満宮かみだてんまんぐうの大クスは「千年くす」と呼ばれる市内随一の古木で、『昔、楠木正成が出陣のとき、このクスの下で陣をはった』という伝承を残します。
高さ約二〇メートル、周囲約一〇メートル、樹齢は一千年前後と推定され、昭和四七年三月、大阪府の天然記念物に指定されました。
しかし近年は衰弱が目立ち、昭和五八年いらいの本格的な蘇生作業により樹勢を盛り返しつつありますが、まだまだ安心できない状態にあります。
当神社では、このクスの他に市の保存樹に指定された三本のクスとイチョウが育っています。

寝屋川市

神田天満宮の保存樹

【イチョウ】

樹高(m) 19.70 幹回り(m) 2.12 樹齢300年

【クス】

樹高(m) 17.27 幹回り(m) 3.57 樹齢350年

【クス】

樹高(m) 16.54 幹回り(m) 3.06 樹齢300年

【クス】

樹高(m) 16.54 幹回り(m) 1.97 樹齢200年

【クス】

樹高(m) 21.09 幹回り(m) 4.86 樹齢450年

【その他の木々】

Googleマップ神田天満宮

神田天満宮 072-827-4640
https://maps.app.goo.gl/6LkRv8mUxDzYzr6j9

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