大津市 坂本 日吉御田神社(ひよしみたじんじゃ)

滋賀県の神社


比叡山線沿いに鎮座します。創建などは不明です。旧称は井神。水葉女神をお祀りしています。
由緒によると古い時代からの大きな井戸を信仰の対象とされ、神社という形態より以前から農耕祭祀が行われたのが、この神社の起源だとされています。社名を「御田」と呼ぶのも古代の田用水、農耕の密接な関係からといわれています。
御神徳は五穀豊穣。
一月中旬には綱打ち神事が行われ、氏子総出で太い藁縄を十八間(32.727メートル) の縄をつくり、綱引きをする。東方が勝てば豊作だそうです。また、うるう年は十九間(34.545メートル)なのだそう。

日吉御田神社の基本情報

【神社名・別称】
日吉御田神社ひよしみたじんじゃ御田神社みたじんじゃ・井神

【鎮座地】
〒520-0113
滋賀県大津市坂本しがけんおおつしさかもと6-27-14

【御祭神】
水葉女神みずはのめのかみ

【祭り・行事一覧】

時期内容
1月中旬綱打ち神事
1月15日どんど
2月下旬祈年祭
5月3日例祭
7月土用土用祭り
11月下旬新嘗祭
記載されている予定は実際とは異なる場合があります。お出かけの際は当該施設までお確かめください。

路線経路と周辺マップ

画像出典:© OpenStreetMap contributors

日吉御田神社 入口

【鳥居】

【日吉御田神社 由緒書き】

日吉御田神社 (旧称 井神)
祭神 水葉女神みずはのめのかみ
五七の桐
一間社流造
由緒
御田奉行の明神なりと伝う
当社にある大きな井戸を信仰の対象として行われた原始的な農耕祭祀がこの神社の起源とされ、五穀豊穣の御神徳は、今も篤く信仰されている。
社名を御田神社と呼ぶのも古代の田用水や、農耕との密接な関係からと言われている。
祭礼
綱打ち神事
一月中旬
氏子総出で太い藁縄を十八間
うるう年に限り十九間の縄を造り、綱引きする。東方が勝てば豊年だと言う。
どんど 一月十五日
祈年祭 二月下旬
例祭(総祭り) 五月三日
神輿御渡
神輿に猿の綱引きの彫刻あり。
土用祭り 七月土用
古くはこの日、坂本中の農作業は休むという習わしがあった。
新嘗祭 十一月下旬

由緒書きより

【手水鉢】

【井戸】

境内に入ってすぐに大きな石の井戸があります。こちらの井戸を信仰の対象として行われた農耕祭祀がこの神社の起源とされています。

【お地蔵】

境内左側の石垣にあります。

【神輿庫】

【御神木】

保護樹木のクスノキ

日吉御田神社 社殿

覆屋の中に社殿があります。

こちらはたぶん灯籠だと思います。

【社殿】

一間社流造

【日吉御田神社 御神木・社殿 動画22秒 】

Googleマップ 日吉御田神社

日吉御田神社 · 〒520-0113 滋賀県大津市坂本6丁目27
★★★★☆ · 神社

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