四條畷市 雁屋南町 小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)

墓所

小楠公御墓所しょうなんこうごぼしょは、大阪府四條畷市にある南北朝時代の南朝の将、楠木正行の墓。

周辺マップと路線経路

画像出典:© OpenStreetMap contributors

入口

【楠木正行御墓所】

墓所の入り口には、右手に「忠」、左手に「孝」を刻んだ石柱がある。

墓所内の様子

【立札】

くすの
こもれあびる
小楠公しょうなんこう
樹齢じゅれい五八七年。巨龍昇天きょりゅうしょうてんのうねりに神木しんぼくみきまわり十二メートル以上いじょう石碑せきひは七メートル五〇。
明治十一年一月五日に建碑式けんぴしき挙行きょこう
くすは、府指定天然記念物ふしていてんねんきねんぶつ墓地ぼちは、府指定史蹟ふしていしせき

立札より

墓所

墓所のある場所は、楠木正行が正平三年/貞和四年(一三四八年)に四條畷の戦いで自害した地。
四條畷市雁屋南町二十七番五号。
正行の父楠木正成が明治政府によって「大楠公だいなんこう」として神格化されたのに伴い、遺志を継ぎ命を落とした嫡男・正行も「小楠公しょうなんこう」として崇められるようになり、「忠君愛国」の象徴のひとつとされた。

門は閉まっているため、中には入れない。

【小楠公墓地案内】

小楠公墓地
この墓地は、南北朝の南朝忠臣楠正成の長子正行公が足利尊氏の部将高師直の大軍と戦い、戦死し葬られた所である。正平三年一月、今から六三三年前で、その後、ここに小さな石碑が建てられていた。その後、一〇〇年余りして何人かが碑の近くに二本の楠を植えたが、これが、その二本合し、石碑をはさみこみ、このような大木(樹齢約五五〇年)となった。今も正行たちの忠誠を永遠に称えている。
我が会は、この意義ある楠を保存する。
昭和四十六年三月三十一日、大阪府天然記念樹に指定されている。
昭和五十六年十一月

畷古文化研究保存会

【御神木 楠木】

クスノキ(樹齢六〇〇年、大阪府指定天然記念物)

【石碑】

「贈従三位楠正行朝臣之墓」と記された碑。七.五〇メートルあるとの事。明治十一年に建てられたもので、大久保利通の揮毫きごうによる

Googleマップ小楠公御墓所(伝楠木正行公墓)

小楠公御墓所(伝楠木正行公墓) 072-876-1247
https://maps.app.goo.gl/vbBbKYtXGQitquGt9

四条畷神社へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました