打上川治水緑地
打上川治水緑地は、洪水時に寝屋川と打上川の両河川の流量を調整するためにつくられた大阪府の施設です。
通常時は憩いの場として利用しようと、大阪府から占用を受け、平成8年4月1日から都市公園として利用している。
緑地内は、上池と下池をせせらぎで結び、親水施設として充実した景観が楽しめる。
芝生広場は、大・小あわせて1万2000平方メートルあり、公園全体が一望できることから、 数万人規模の大きなイベントにも利用され、親しまれています。
打上川治水緑地
寝屋川市教育委員会
寝屋川市には淀川・寝屋川をはじめ多数の河川水路があり、雨水の調整機能を果たしてきましたが、近年の急激な市街化の進展や農地・山林・ため池などの減少により、保水・治水能力が低下し河川の水量が増えています。
このため、寝屋川流域の浸水対策として洪水などから、市民生活の安全を確保するため、寝屋川や打上川の水を、この緑地に計画的に溜めて、下流の河川の負担を軽減します。
この緑地は、大阪府が総合治水対策として整備した遊水池です。ふだんは、憩いとやすらぎのある治水緑地として、みなさんに利用してもらえるように、公園の周辺にサクラやモチの木などが植えられ、散歩やジョギングなどが楽しめる貴重な緑地空間となっています。
総面積 13.3 ha
洪水調節量 35 m3/秒
貯留量 27万m3
管理施設と堰
洪水時、治水緑地に貯まった水をこちらの取水堰から少し離れた寝屋川の下流へ流すらしい。
せきれい橋と越流堤(えつりゅうてい)
打上川は治水緑地沿いに流れるている。公園の南側の中央あたりに、打上川からの水を越流させるための越流堤があり、打上川の増水を自然に治水緑地内に水を引き込むようになっている。この水は池を満たして更に増水した時に治水緑地内を堪水させるようになっている。
公園内のせきれい橋から越流堤を撮影。堤の向こうが打上川になっていて、水位が上がると自然に水が公園の池に流れる。上に見える橋は大阪府道18号線のおしどり橋。
こちら側の池に流れるようになっている。
公園の風景
水辺広場の中洲辺りに多種の鳥がいる。
大阪府の河川の名前が記されている。
「水の都」大阪は、淀川・大和川をはじめ多くの河川を有し、豊富な水資源に恵まれてきましたか、その反面数多くの洪水や高潮などの水害にも見舞われ、尊い生命と貴重な財産に大きな被害を受けてきました。
大阪府枚方土木事務所
こうした水害を防ぎ、被害を最小にとどめる為、私たちは大阪府下各地の雨量・河川水位・港湾潮位などの情報を瞬時に把握する施設(防災テレメータ)をはじめ、河川や海岸の改修、排水機場・水門の整備など水防活動を推進し、府民みなさまの生活を陰ながら支えるため、努力しております。
水防
3本のラインは堤防を現しており、押し寄せる荒波とそれを防ぐ堤防をモチーフとして、「水防」を表現しております。
【もず橋】
【八ツ橋】
【ウォーキングコース案内図】
コースの距離や標準歩数、足の運び方なんかが載っていて親切だ。
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